ニャヌュパ・ガイモ・ガイモ

ンドペソド・ンゴイ・ンゴイ

ワールズエンド・ガールフレンド


”友達以上恋人未満”で画像検索したらエロゲが引っ掛かってしかも9800円もしてクソ笑った。

「ガールフレンド」という言葉の響きが好きで、これはポップさやらキッチュさやら、はたまた性衝動を隠そうとしつつ隠しきれていない浅薄さやらが綯交ぜになった語感のせいだと思うんだけれども、日本語における「ガールフレンド」の立ち位置が、なんだか凄く曖昧な場所にあることもその理由の一つであると思う。

例えば、恋人関係にある女性のことをガールフレンドとする人もいれば、友達以上恋人未満の女性のことを指す人もいれば、単純に女友達のことを指す人もいる。ごく個人的な印象を述べさせてもらうと、恋人のことをガールフレンドと指す人には年寄りが多い気がする。また、若い世代になるほど、「恋人未満」〜「付き合い始め」くらいの女性をイメージするのではないかと思う(そもそもガールフレンドという単語を滅多に使わない、という指摘は置いておいて)。3年付き合った恋人には「ガールフレンド」は似つかわしくない。『ガールフレンド感』がない。しかし、どの世代でも単なる女友達という意味でガールフレンドという単語を使うことはあまりなさそうである。ここまで書いてようやく、ガールフレンドという単語の意味には、『お付き合い前後にありがちな期待感(ドキドキソワソワ感)』が内包されていることに気付いた。そう考えると随分青臭い言葉だなあ。


英語が不得手なのが歯痒いのだけれども、英語における"girlfriend"の辞書的な意味は次の通りである。

[1]ガールフレンド、女友達◆【注意】成人男性が、女友達の意味で用いる場合にはfriendを使う方が誤解を招かない
[2]〔男性が交際する〕女性の恋人、彼女

こうして見ると、輸入元の"girlfriend"自体も結構曖昧な枠組の単語のようなんだけれど、カタカナ語のガールフレンドのように恋人未満という意味はなさそうである。

また、こういう曖昧だけど特別感を持った単語は当然歌のタイトルになりやすくて、特に岡村靖幸がこういう単語好きそうだから、この文章を書き始めたときに「岡村靖幸は『ガールフレンド』という曲を歌っている!」と勝手に思い込んでいたんだけれども、調べてみたら一つも無かった。aikoのはアレか。ボーイフレンドか。いいよね。テトラポット登りてえわ。


改めて聞くとカルアミルクは良い曲である



アヴリル・ラヴィーンのgirlfriendのPVは改めて観るとヒドイ内容である。


ヤリチンは地獄へ落ちろよな!