ニャヌュパ・ガイモ・ガイモ

ンドペソド・ンゴイ・ンゴイ

セキレイ


Sister Knob



連休なのに予定がないのでガストで本読んでいたところ隣の席で看護学生2人が勉強会をしていて、それはもう姦しくて、全然勉強せずにずっと話続けていて、そのうち片割れが

歴女の連中なんて所詮キャラ萌えじゃん。私は?なんつーの?人物じゃなくて『心』?が好きだからサア。ああいうのと一括りにされたくないよね」

とかブイブイブイブイ一方的に話しているのをもう片方が

「ウンウンワカルー、スゴイワカルー」

とマシーナリーな返答するのを終始死んだ魚の目をしながら聞いていたら一日が終わっていました。諸行無常。帰宅後安売りのイワシを捌いてみたら両手が魚臭くなりまして今その状態でキーボードを叩いています。

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10月に職場の同期とオカマバーに行くことになりました。キッカケは単純で、8月に行われた研修の後、同期連中と備長扇屋で飲んだときに「ノリで適当なことを言ってしまう」という、僕のいつもの悪いクセが出てしまったことでした。

「オカマバー行きたくね?マジ。俺?スゲー興味あるんだけど?A-ha?」

これは確か同期の前で水耕栽培における溶液の酸素飽和度の話をしたのと、ひとしきりローマ帝国の盛衰についての独演会を打った後に生まれた提案で、何故か僕はギャル男口調で最終的には少し回路がおかしくなったせいかアメリカ人みたいになっていました。オカマバーに興味があるのは確かに間違いないんだけど、「スゲー興味あるんだけど?A-ha?」と表現したことに関してはしかしながら少し後悔していて、それはオカマバー怖いとかそういう類のモノではなくて、「オカマバーにスゲー興味持ってる人」みたいなレッテルが同期内で貼られてしまうことが凄く良くないことなんじゃないかということです。「えっと、中嶋さんのこと知らない?ほら。えーと。オカマバーに凄く興味持ってた中嶋さん!アノ人!」みたいな。ハムの人。みたいな。オカマバー自体は楽しそうだからいいんだけど。

そして今日は上記の通り予定がなくて時間が余っていたので、名古屋にあるオカマバーについて色々と調べてみました(ちなみにパソコンで「オカマバー」と打ち込もうとすると高確率で「オカマー」と打ってしまう)。
名古屋には結構な数のオカマバーが存在していて、そしてしのぎを削っている模様で、中には創業40年を超えるような店までが在って、それは単純にスゴイなあと思いました。だって折しも安保闘争の時代。そんな頃から現在に至るまでお店を、しかもオカマバーを続けているなんて。『東京で安保闘争やってる裏側で名古屋ではチンポ闘争やっとったんかいな!ガハハ!』と僕の心の中の井脇ノブ子が叫んだくらいでした。最低だわ。このオチ。